
先週の土曜日、カットが終わった後にゲストのSさん(54歳・建材メーカー社長)と雑談してた時のこと。
「拓朗さんさぁ、最近SNSとかでよく見る"イケオジ"ってあるじゃないですか。あれって結局、何なんですかね?」
いやー、この質問。
正直、めちゃくちゃ嬉しかったんです。
なぜかって、この答えをずっと考えてきたから。20年間、男性の髪を切り続けてきて、自分の中で出した答えがある。
今日はそれを、正直に書きます。
「イケオジ」=「若作り」じゃない。ここがスタートライン
最初にこれだけ言わせてください。
イケオジは、若く見せようとしている人じゃない。
ここ、ものすごく大事です。
20代の髪型を40代がやっても、正直しっくり来ないんですよ。無理に黒く染めたり、若者向けのヘアスタイルにしたり。本人は「若返った」と思ってるけど、周りから見ると「あの人、ちょっと頑張りすぎてない?」ってなってることが多い。
じゃあイケオジって何かっていうと——
「年齢に合ったかたちで、きちんと整えている人」。
これなんです。たったこれだけ。
Sさんに言ったら「えっ、それだけ?」って笑ってましたけど😂
でも、この「整える」がほとんどの人にはできていない。だからこそ、できている人はカッコいいんです。
20年間で見てきた「カッコいいおじさん」の共通点は、たった1つ
僕はこの20年で、何百人もの40代・50代・60代の男性の髪を触ってきました。
経営者もサラリーマンも、医師も弁護士も、職人さんもいる。
その中で、「この人、カッコいいな」と思う人には、共通点が1つだけあったんです。
それは——
「自分に手をかけることを、恥ずかしいと思っていない」。
これだけ。
髪がフサフサかどうかは関係ない。太ってるか痩せてるかも、正直あまり関係ない。
「自分のことを丁寧に扱っている人」は、なんか雰囲気が違う。
たとえば、シャンプーを適当にバシャバシャやっている人と、ちゃんと頭皮をリセットしている人では、来店した時の頭皮の状態が全然違います。
ドライヤーを毎晩ちゃんと使っている人は、朝のカットの仕上がりが明らかにいい。
そういう「小さな習慣の積み重ね」が、表情や姿勢にまで影響してる。
~~いやー、これ精神論っぽく聞こえるかもしれないけど、マジなんです~~。20年見てきたプロの実感として言い切ります。
「ケアする男はダサい」が、まだ残ってるんですよね
ちょっと話が逸れるんですが……
40代以上の男性って、「ケア」という言葉にまだ抵抗がある人、多いんです。
「俺はそういうの気にしないタイプだから」
「男がシャンプーにこだわるとか、ちょっと……」
「化粧水とか使ったことないし」
サロンでもこういう声、本当によく聞きます。
でもね、イケオジのゲストほど、こっそりケアしてるんですよ。
建設会社を経営しているKさん(58歳)なんて、ゲストの中でも特にイケオジなんですけど、家では毎晩ちゃんとシャンプーして、ドライヤーで根元から乾かして、朝はワックスを少しだけつけてる。
「え、Kさんってそんなちゃんとやってるんですか?」って聞いたら——
「いやー、別に大したことはしてないよ。でもやらない日の自分を知ってるからね」
この一言、ぐっと来ました。
そう。イケオジは「やったほうがいい」から整えてるんじゃなくて、「やらない自分が嫌だ」から整えてる。
ここの動機の違いが、実はすごく大きい。
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僕自身が「イケオジ」を語れる理由——28歳でAGAに気づいた美容師の話
偉そうに「イケオジとは」とか語ってますが、僕自身の話もしておきます。
28歳の時、自分の頭頂部が薄くなってることに気づきました。
美容師です。毎日人の髪を触ってるくせに、自分の髪のことには気づくのが遅かった。お客さんのカットしながら、鏡に映った自分の頭頂部を見て「……えっ」ってなった日のことは、今でも覚えてます。
正直、めちゃくちゃ落ち込みました。
「美容師なのに薄毛って……」
でも、落ち込んだ後に思ったんです。
「だったら、この経験を武器にしよう」と。
そこからフィナステリドとミノキシジルを始めて、もう15年以上になります。今では薄毛に悩むゲストに、自分の実体験として話ができる。「僕もAGA治療してますよ」って言うと、みんなびっくりするんですけど、その後ものすごくホッとした顔をしてくれるんですよね。
イケオジって、「弱さを隠す人」じゃないと思っています。「弱さも含めて、自分を整えていける人」。
僕はそう信じてるから、薄毛のことも正直に話すし、シャンプーだけでは薄毛は治らないとはっきり言います。
「整える」と「若返る」は、似ているようでまったく違う
ここ、誤解されやすいのでもう少し掘り下げます。
「若返る」っていうのは、今の自分を否定して、過去の自分に戻ろうとすること。
白髪を全部真っ黒に染めたり、シワを隠すために化粧品を塗りたくったり。
一方で、「整える」っていうのは、今の自分をベースにして、最良の状態に持っていくこと。
白髪があるなら、白髪を活かしたカラーリングにする。ボリュームが減ってきたなら、それに合ったカットとスタイリングにする。
たとえば僕のサロンでは、白髪を全部染めるのではなく、グレーカラーを提案することがあります。白い部分だけに色を入れて、黒い髪には触らない。自然に仕上がるし、髪への負担も少ない。
結果として、「なんか最近いい感じだね」と言われる。
これが「整える」の本質です。
「若返った?」じゃなくて「いい感じだね」。
このニュアンスの違い、わかりますかね?
FALAPが「イケオジをつくる」と言っている意味は、まさにここ。年齢を否定するんじゃなくて、年齢を重ねた自分を、最高の状態に持っていく。
よくある質問(FAQ)——イケオジと男性のケア
Q1. イケオジになるために、まず何から始めればいいですか?
一番手っ取り早いのは、夜のシャンプーと乾かし方を丁寧にすること。これだけで翌朝のセットが変わりますし、頭皮の状態も変わります。特別なことをやるより、毎日の基本を整えるのが近道です。
Q2. 薄毛でもイケオジになれますか?
なれます。というか、僕自身がAGA治療しながら美容師やってますからね😂 薄毛かどうかではなく、自分を丁寧に扱っているかどうか。髪が薄くても、清潔感があって姿勢がいい人は、周りから見て十分カッコいいです。
Q3. ケアにお金はどのくらいかかりますか?
正直、最初は0円で始められます。シャンプーの仕方を変える、ドライヤーをちゃんと使う、この2つは今の道具でできることです。シャンプーを変えるのは、その基本ができてからで十分。
Q4. 家族に「何やってるの?」と思われそうで恥ずかしいんですが…
むしろ、家族が一番最初に気づいて喜んでくれることが多いです。「最近なんかスッキリしてるね」って言われたら、それがイケオジへの第一歩。Hさんなんて、奥さんに「若くなった?」って言われて、めちゃくちゃ嬉しそうでした。
Q5. イケオジに年齢制限はありますか?
ありません。僕のゲストで60代後半の方でも、「最近カッコよくなりましたね」と僕が思う方はいます。年齢を重ねれば重ねるほど、「整えてる人」と「整えてない人」の差が開く。だからこそ、始めるなら早い方がいい。でも、遅すぎるということもない。
まとめ——イケオジは、自分を丁寧に扱うことから始まる
今日の話をまとめると——
- イケオジ=若作りではない。 年齢に合ったかたちで「整えている人」のこと
- カッコいいおじさんの共通点はたった1つ。 自分に手をかけることを恥ずかしいと思っていない
- 「やったほうがいいから」ではなく「やらない自分が嫌だから」——この動機がイケオジの根っこ
- 「若返る」のではなく「整える」。 今の自分をベースに、最良の状態を目指す
- 薄毛でも、白髪でも、年齢が何歳でも関係ない。 大事なのは、自分を丁寧に扱う姿勢
Sさんにこの話をしたら、「あー、なるほど。じゃあ俺も一応イケオジか」って照れくさそうに笑ってました。
うん。Sさんは立派なイケオジです。 だって毎月来てくれて、髪も頭皮もちゃんとケアしてるんだから。
春日市のFALAPでは、カットやヘッドスパを通じて、あなたの「整える」を一緒に考えています。気になることがあれば、来店時に気軽に聞いてくださいね。
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